響きを重視した音律へー純正律
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中世になるとピタゴラス音律の基準となった完全5度以外にも響きの良い組み合わせがあることがわかってきました。完全1度…振動比が1:1(同じ音)完全8度…振動比が1:2(1オクターブ上の音)完全5度…振動比が2:3(ド:ソ)完全4度…振動比が3:4(ド:ファ)長3度…振動比が4:5(ド:ミ)短3度…振動比が5:6(ド:ミ♭)長6度…振動比が3:5(ド:ラ)短6度…振動比が5:8(ド:ラ♭)これらの組み合わせによる響きの良さは不協和曲線(下のグラフ)によって明らかにされています。これを見ると1/1(完全1度)……