寅家で開催された有山じゅんじのライブ「春ポカポカ、ありやまな夜だ♪」を聴きに行きました。

昨年3月以来なので一年ぶりの有山ライブです。こちらはステージの様子。

ギターはマーチンのO-17です。二週間前にフレットを打ち直したとかでピカピカと輝いていました。

有山じゅんじは1953年1月生まれの72歳なので似たような世代です。いつもの「有山節」は健在で相変わらずのギター小僧ぶりを見せてくれました。ブラインド・ブレイクがお気に入りというだけあって、独特のリズム感とシンコペーションに納得させられました。途中でブラインド・ブレイクが今生きていたら「Diddie Wa Diddie」のコード使いはモダンなものに変わっていたかもというマニアックな話もありました。

今回はトム・ウェイツの日本公演で聞いたという、彼のファーストアルバム「Closing Time」の一曲目「Ol’ ’55」を歌ってくれました。このアルバムは大好きな一枚なので感慨深く聞くことができました。今日のギター(O-17)はトム・ウェイツが日本公演の時に使っていたらしく、日本で売っていなかったので楽器屋に頼んで取り寄せて貰ったのだとか。

間に休憩を挟んで約2時間半に及んだ、とても楽しいライブでした。